よくある質問

白髪染めしていても使えますか?

白髪染め後に使う シャンプー・トリートメントでも使用下さい。
白髪染めについて理解して頂きたい事があります。

 

素人でもわかるヘアカラー講座です。

ヘアーカラーリング
髪の毛の色を変化させる技術

 

今回は
少し明るめの白髪染めっていうジャンルでいきます。

日本人や東洋人は基本黒髪が多いですよね。

ヘアカラーの原理っていうのは簡単で
黒髪の色を脱色しながら
同時に色素を入れて色をつける

ヘアカラー剤には
脱色剤と染色剤が入っているんです

ここで白髪染めっていうので考えると
白髪染めの人の髪には黒髪と白髪がありますよね。
黒髪を脱色(ブリーチ)することによって
明るい茶色っぽい色になります。

白髪は脱色しても白のままです。
そこで同時に茶色の色素は髪に入っていきます。

そうして白髪に色がつくんです。

ご理解いただけました?

1回目は、ほぼ各商品の
カラーチャートに出てるような色に染まります。

ただ、2回目からは問題があるんです・・・
それは

脱色剤(ブリーチ剤)というのは
元々の黒髪の色素は脱色できるんですが
前回に染まったヘアカラー剤の
色素はほとんど脱色しない!

ヘアカラー剤に含まれている脱色する成分は
人間のもともとの色素は脱色するけど
人工の染料は、あまり脱色してくれないんです。

しかも、一度、脱色して染料をいれた髪の毛を
脱色するにも、かなり強い脱色剤が必要なのです。

脱色と同時に染めるような
カラー剤では、ほとんど明るくなりません。

すると、どういう現象が起こるかというと

前回、染めた部分は
ほとんど明るくはならない
ってことなんです。

そして・・・
一度、ヘアカラーした部分は脱色効果は無いんだけど

染料(色素)は
きっちり入るんです!

もう、おわかりですよね・・・
こんな感じになります
↓↓↓↓↓↓↓↓

DSC04503

いくら茶色であろうが
色を抜かないで
上から色素だけ入っていくと・・・
やればやるほど
暗い茶色になっていくんですね!
どんどん暗くなって行きます。

例えば、毎月白髪染めしたとしたら
10センチ以上ある髪の毛の毛先部分は
最低でも10回は染めてる計算になりますよね・・

いくら茶色の色素でも、こんだけ染めたら
髪はブラックです。

こんな原理で
明るい色で、白髪染めしているハズなんだけど
なぜか、毛先にいけばいくほど真っ暗な色
というヘアカラーになってしまうんです!

それでは、どうすればいいの???

白髪染め・ヘアカラーのアフターでもっとも大切なのは
引き算で考えるマイナストリートメント!

ヘアカラーの仕組みは理解頂けたと思いますがが
ブリーチ(脱色)のヘアダメージは必ず起こります!

では、
できるだけ ヘアダメージを最小限にするには?
ここは、引き算で考えることが必要なんです。

ヘアカラー剤には 脱色と発色をするために
いろんな 薬品が入っているんですが
ヘアダメージに大きく関係するのが
アルカリ剤 と オキシドール(酸化剤)
髪や肌は弱酸性が安定した状態!

これはお聞きした事はあると思いますが
ヘアカラー剤というのは
かなりきついアルカリ性なんだです。

このアルカリで脱色や薬剤の浸透をしている
当然、アルカリがきついと
髪の毛は、かなりの傷みになります!

そして、ヘアカラー剤の2液というのがオキシドール、、、
オキシドールでも消毒用とは違い
6%程度の高濃度なので
髪の毛をダメージさせる要因の一つなんです。

そんな、アルカリ剤とオキシドールを使用するんですが
これらが残留するのがもっとも良くないんです!

これらのヘアカラー剤の悪者たちを
髪の毛から はやく出してしまわなきゃいけない!

ヘアカラー直後に
だめなトリートメントをすると
コーティング(被膜)のせいで
余計に 残留させてしまう!

だから、ヘアカラー後の
サロントリートメントは邪魔者!

逆に、はやくこの悪者たちを
取り除くマイナストリートメントとは?

DO-S商品でいうと
業務用になりますが
「DO-S アシッド」
これは、アルカリを中和していく薬剤
従来のようにpHが酸性すぎないで
pH5程度のままで、アルカリを中和させる事を考えて開発。

こちらも業務用ではありますが
「DO-S OX−ZERO」
ヘアカラーやパーマ後に
髪の毛に残留しているオキシドールを
酵素の力で 分解してしまうというモノ。

あとDO-S取扱い美容室では、炭酸水で流したり
DO-Sシャンプー&トリートメントを使用して
できるだけ残留物質を少なくするように工夫しています。

これらをヘアカラーの直後に使用して
アルカリやオキシドールの残留を
出来るだけ減らそうとしています。

髪の毛のダメージの原因となる物質を
できるだけマイナス(引く)させる考え方です♩

一般用(ホームケア)でも アルカリ除去を勧めてます!
アルカリ除去だけにその商品名も
「DO-S アルカリオフ」です。

これが「DO-S式 マイナストリートメント」です。
ヘアカラー剤は髪の毛を痛めるモノ
直後に 栄養入れても治る理屈は無い
逆に被膜を貼ってツヤツヤにしたら
より残留させてダメージを増やす原因にもなる。

ヘアカラー直後に大切なのは
ヘアダメージさせる残留物質を
除去したり中和したりすること!

残留を取り除くのが
マイナストリートメント!

臭いモノには蓋をしておけ形式の
足し算のプラストリートメントで
ツヤツヤに見せかけても
あとでボロが出てきてしまいますよ♩

髪をダメージさせる筈のヘアカラーして
なんでツヤツヤ、サラサラになるのか不思議でしょ?

髪の毛を絶対に傷める
ヘアカラーやパーマをした直後は
できるだけ置き土産である
残留薬液をしっかりと落とす!

引き算のマイナストリートメントの出番です。